次回研究会のお知らせ

次回研究会のお知らせ
11月9日(土) 13時~18時半
場所: 武蔵大学 1号館 1301教室 (前回と同じ教室)
http://www.musashigakuen.jp/access.html

13:00~14:00  運営に関わるミーティング

14:10~16:10
発表1.  「藤島武二『造花』に関する試論~学部演習の実践報告として」
山崎明子(奈良女子大学教員)
+北ヶ嵜知聡、小宮山由莉、高原葵
(奈良女子大学生活環境学部生活文化学科3回生)
コメンテーター: 池田忍(千葉大学教員)

本発表は、奈良女子大学の視覚文化論演習(半期)において、一枚の視覚表象を読むことを経験し、学部学生(三回生)が初めて主体的に表象分析に取り組む実践と、学生による研究成果として藤島武二作『造花』に関する試論を提出するものである。前半の実践報告は山崎が行い、後半の研究報告は北ヶ嵜・小宮山・髙原が行うものとする。
『造花』は、1901(明治34)年に発表された藤島の初期作品として知られる。室内で造花制作をする横向きの和服女性が描かれるが、これまで背景に見える造花の象徴分析のほかに、積極的な解釈は提示されてこなかった。本発表では、「造花」制作の社会的意味をジェンダーの視点から再考するとともに、同時代における複数の女性画家と藤島の接点を探り、本作の図像源の可能性を提示する。

16:30~18:30
発表2. 「『桂ゆき--ある寓話―』展を振り返って」
関 直子(東京都現代美術館 主任学芸員)
コメンテーター: 小勝禮子(栃木県立美術館学芸課長)

この春、東京都現代美術館では生誕百年となる美術家、桂ゆき(1913年-1991年)の個展を開催した。本展は、代表作そして新出の作品や資料によってその活動を包括的に紹介し、欧米とは別の文脈で展開した創作の意味を再考する試みであった。桂は1930年代から、異なる表現方法の対比や並存、表現対象とその表現方法の関係、そのことによって生じる意味や価値の反転といったことを考えていたが、個々の作品によってその制作意図は多様であったと思われる。本発表ではこうした点を含め、今回の展覧会をめぐるいくつかの課題について採り上げることにしたい。

◆終了後、懇親会
中華レストラン茶平(ちゃーぺい)
http://tabelog.com/tokyo/A1321/A132101/13009000/#title-rstdata

以上